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European Space Imaging、WorldView-4画像提供開始

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European Space Imagingは、WorldView Global Alliance partner DigitalGlobeの全ての飛行衛星にアクセスできる新しい地上局の運用を開始した。
 同社は、5つの高解像度人工衛星(GeoEye-1, WorldView-1, WorldView-2, WorldView-3 and WorldView-4)を直接運用している。これにより、計画、収集、データダウンリンクと供給の全プロセスが高速化され、衛星画像をヨーロッパ、北アフリカ、CISおよび中東のWorldView Global Alliance顧客に迅速に提供できる。
 DigitalGlobeに追加された最新のWorldView-4が、617km軌道で第2の商用30㎝光学センサとしてWorldView-3に加わる。技術的に最先端の両衛星は、真の30㎝全色性を提供する。これは4つの1.24mマルチスペクトル解像度、直下域で4m CE90精度と調和している。こうした特徴により、WorldView-4とWorldView-3は、広いエリアの30㎝データを迅速に収集する完璧な連携をなす。
 European Space Imagingのマネージングディレクタ、Adrian Zevenbergenによると、特に30㎝解像度クラスは大きな到達点である。「われわれは、2017年に、30㎝衛星配置だけで、ヨーロッパの2倍以上の画像を収集する計画である」。
 European Space Imagingはすでに、30㎝ WorldView-4とWorldView-3衛星画像をヨーロッパの重要プログラム、WorldView Global Allianceチャネルパートナーへの提供を始めている。
(詳細は、www.euspaceimaging.com)


レーザテストスループットを3倍にするCST Globalの新しい検査装置

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CST Globalは、レーザスループットを3倍にしテスト精度を向上させる。
 同社製造プロジェクトエンジニア、Colin Jqcksonによると、全てのレーザの外観検査を行う。「最近発表したAutomatic Bar Stackerは、2、3、4インチウエファバーを一度に最大50まで処理する。バー当たり約110レーザでは、これは一度に5000レーザを超えることになる。手動では、12時間シフトで2つのジェルパックを検査していた。バースタッカーを導入して以来、この手動検査はスピード不足であった。新しいAutomatic Visual Inspection装置は、シフト当たり6ジェルパックを簡単に処理する。シフト当たり10000レーザから30000までのスループットとなり、ボトルネックが解消される」と同氏は説明している。
 CST Globalは、外観検査装置メーカー、キーエンス(Keyence)、ソフトウエア開発社、Wolfと協働して、新しい外観検査装置の稼動、開発、最適化を行った。「ソフトウエアは、レーザID番号認識のために使用し、参照用に各レーザの画像を記録する。ヒューマンエラーを取り除き、プロセスの監査適合性、再現性、完全な一貫性を確保する。
 「Visual Inspection装置が、CST Globalにもたらす利点は他にもある。現状では、シフトにつき1インスペクタを必要とするだけだが、われわれは高価なリソースをどこにでも再配置することができる。最終的に、シフト当たりさらに多くのジェルパックを取り扱えるように外観検査プロセスを最適化しようとしている。われわれの目論見では、間もなく、シフト当たり40000レーザ程度のスループットになる」。
(詳細は、www.cstglobal.uk)

レーザダイオードメーカーの品質制御に光学計測技術を採用

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計測技術スペシャリスト、Confovis GmbHは、詳細な計測データを使って、レーザダイオードメーカー、ルミックス(Lumics GmbH)のプロセスと製品品質に関する包括的な情報を提供する。
 ルミックス(Lumics GmbH)は、広範なサンプルを迅速、高信頼、非破壊的に解析することができる微細構造計測システムを必要としている。CLV150共焦点計測システムにより、マイクロメートル、ナノメートルレンジの表面特性が精密に特定でき、製造工程が大幅に改善され、製造されるダイオードの品質をより正確にモニタすることができる。これは、ダイオードの性能向上と耐用年数から利益を受けるエンドユーザにとってプラスになる。
 ConfoSurf CLV150により、ルミックスは微細構造が計測できる。特に構造寸法、表面特性と厚さを精密に計測でき、解析できる。その光学計測システムは、透明コーティングを適用する必要があるため、コーティングプロセスの最適化に特に有用である。特許となっている計測技術により、Confovisは、反射性材料や透明コーティングを高信頼に計測できる。ルミックスは、これによってコーティングの厚さやコーティング側壁の品質を容易に、非破壊的に解析することができる。
 3nm以下の垂直分解能は、VDI 2655に合致しており、CLV150は要求の厳しい計測作業向けの計測器であると言える。アプリケーションによって、共焦点計測プロセスは、広範な表面構造に高精度の計測と解析オプションを提供している。
 ルミックスは、Confovis計測システムを使うことで、例えばエッチングの深さとコーティングの厚さを容易に、素早くモニタする。計測されたパラメータは計算された目標値と比較される。これらは、基板のエピタキシーに強く依存しており、ある程度、個別に調整する必要がある。したがって、エッチングの深さ、コーティングの厚さをプロセスのステップ間に正確に、CLV150で計測することは有益である。
 計測システムは、非常に直観的な操作ができるので、装置のトレーニングも容易。計測データは、ConfoVIZ計測ソフトウエアで記録され、後にMountainsMap回折ソフトウエアに転送される。特に、エラー解析の手順が迅速かつ簡単に設定可能。Confovisは、開発段階の顧客および製造プロセスのモニタリングをする顧客をサポートする。
(詳細は、www.confovis.com)

Osram、園芸照明向けOslon Square Hyper Red

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オスラム(Osram Opto Semiconductors)は、今年のLightfairで健全な植物の成長を促進するLEDプロトタイプを紹介する。この第3世代2W LEDは、放射特性の改善、光出力向上、優れた耐食性を特徴としており、Oslon Square Hyper Redをベースにした植物照明システムは、特に経済性が優れている。
 植物は、本質的に成長のために水と光を必要とする。多様な波長のLEDsを用いることで商用生産者は植物成長の個々の段階を制御できる。波長660nm Oslon Square Hyper Redは、例えば花の成長をコントロールできる。ディープブルー(450nm)や遠赤色(730nm)とともにOsramのOslonファミリは、植物生育の全スペクトル範囲を完璧にカバーしている。
 高出力LEDのプロトタイプは、集積2×2㎜チップであり、パフォーマンスは改善されている。最新の技術を用いることで開発者は、電流は700mA、動作温度25℃、発光効率60%で典型的な発光出力905mWを達成することができた。これは、現在のOslon SSLと比較して、発光出力で13%改善、発光効率で25%向上である。Oslon Square Hyper Redのビーム角度は120°。
「Oslon Square Hyper Redは、高い耐食性と長寿命により、極めて高信頼である。当社の新しいフラッグシップ製品は、全Oslonファミリの通常の高品質基準を満たしている」とSSL製品マネージャ、Kok Peng Lim氏はコメントしている。
 Oslon Square Hyper Redは、既存のOslon SSLバージョンと同じフットプリントであるので、容易に置換可能である。新製品への切り替えにより、2つの点で顧客は経済性が実現できる。1つは、新しいハイパワーLEDは、先行製品よりも強力である。第2に、Oslon Square Hyper Redは、2つのOslon SSL LEDsを置き換える。このLEDsの量産は、2017年末の予定。
(詳細は、www.osram.com)

ダウコーニング、新しい先進的成形性シリコーン製品を発表

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Dow Chemical Companyの完全子会社、ダウコーニングは、新しい高性能3製品を発表し、LEDソリューションの業界をリードするポートフォリオを大幅に拡大した。新製品は、Dow Corning MS-4002, MS-4022 および MS-4007 Moldable Optical Silicones(成形性光学シリコーン)。光学的、機械的、処理特性の増強により、これら3つの新製品は、高輝度LED電球や照明器具で使用される二次レンズや光学素子の設計自由度を一段と拡大する。
 新しいMoldable Optical Siliconesの各々は、粘性、硬度、表面タック、光パフォーマンスの独自の組合せにより設計柔軟性を最大化する。全体として、射出成形法に最適化された硬化速度を共有しており、また様々な肉厚のレンズクラスタ、負の抜き勾配を持つレンズなど、複雑なパーツの離型を容易にする高伸度である。
 完全硬化後、新製品はプラスチックのような、比較的高硬度で低表面摩擦の滑らかなオプティクスとなる。高透過率と低分散を組み合わせることで、それらの製品は、比較的光路が長いLEDランプや照明器具のルーメン効率のさらなる増強に役立つ。ダウコーニングの全てのMoldable Optical Silicone製品と同様、その高い熱安定性とUV耐性は、鮮明性の劣化阻止に役立つ。
(詳細は、www.dowcorning.com)

THALES ALENIA SPACE、3Dプリントパーツを人工衛星に搭載

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先頃打ち上げられたTelkom 3S, SGDCおよび KOREASAT-7衛星、Iridium Nextコンステレーション衛星で、Thales Alenia Spaceは、積層造形(3Dプリンティング)で製造された化学推進システム用の79の金属パーツと350のポリマチューブ支持具を軌道に乗せた。
 2年前、2015年4月に最初の3Dプリントアルミニウムアンテナ支持具がTurkmenAlem MonacoSatで軌道に打ち上げられたのが最初である。それ以来、同社の通信衛星の全てが軽量な3Dプリントアンテナ支持具と反射器付属品を使用する。
 2017年1月半ば、最初のIridium NEXT衛星打ち上げ成功で、Thales Alenia Spaceは、推進装置チューブ支持具を持つ衛星も軌道に乗せた、熱可塑性積層造形(AM)の最初の飛行応用である。
 Thales Alenia Spaceの次のステップは、このプロセスを使ってもっと大きな部品を製造し、近いうちに軌道に打ち上げることである。例えば、新しいテレコム衛星用のデュアルアンテナ支持具である。こうしたパーツは、480×378×364㎜であり、製造的視点では真の難題と言える。「当社の開発は今では、複数の機能を単一の部品に組み込むこと、例えば機械的、熱的、RF機能である。課題は、製造技術自体とともに設計プロセスにもある」とThales Alenia SpaceのAM技術開発マネージャー、Florence Montredon氏は説明している。
 積層造形法(AM)は、衛星搭載製品に実際的な利点をもたらす。例えば、従来の製造アプローチと違い、単一構造で設計、製造できること。従来のアプローチでは、複数の異なる部品を組み立てて1つの構造を形成する必要がある。最終結果は、大幅な軽量化とコスト節約になる。チューブ支持具は、単一の構造で複数の部品を置き換え可能であることを示している。これはAMのおかげであり、さらに新たな機能も導入できる。
 積層造形では、デザイン自由度が高くなり、工具を用いる必要もなくなる。カーブ、穴、空洞のある複雑な部品にとっては、少ない工程、一回限りの工程でできる完璧な技術である。
(詳細は、www.thalesgroup.com)

高度10kmまでの大気を解析するAMOLITE LiDAR

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LiDAR装置は世界中で増加しているが、こうしたプラットフォームは一般にオペレータ(特にハイパワーLiDARシステム)を必要とする。
 LiDARオペレータの必要性を解決する目的で、Environment and Climate Change Canada (ECCC)は、多数の調査目的を支援するために、これまでに自律アエロゾルLiDARシステムを設計した。最近開発したものとしては、Autonomous Mobile Ozone Lidar Instrument for Tropospheric Experiments (AMOLITE)として知られている自律モバイルLIDARシステムがある。このシステムでは、以前の自律LiDARの成功に立脚しているが、新たな相乗アプローチを用いて成層圏オゾン、アエロゾル、水蒸気鉛直プロファイルの同時計測を行う。AMOLITE設計では、冗長目的のデュアルレーザとデュアルLiDAR設計を統合している。すなわち成層圏オゾン示差吸収LiDAR(DIAL)とアエロゾルLiDARである。これは3つの後方散乱チャネル、2つのラマンチャネル、1つの交差分極チャネル(3+2+1構成)を持つ。さらに、夜間の水蒸気プロファイルに備えて、水蒸気チャネル(ラマンシフト355nm出力(407nm)から生ずる)を追加した。同システムの最終製品は、1分間隔のLiDARプロファイル(地上付近から、高度10~15kmまで)である。同システムは1日24時間、週7日(降水時を除く)稼動。さらに、データは一時間ごとにウエブサイトで更新され、ほぼリアルタイムの解析が可能になる。
 AMOLITEのLiDARの両方とも「高度な人工インテリジェンス」システムを持つ環境制御された移動式のトレーラーに搭載されている。このようにして、様々な環境および運用条件でトレーラーを遠隔運用することができる。また、改良された航空機検出レーダーシステムを利用して自律運用を達成している。このレーダーシステムはレーザ発光の通常の危険ゾーン(NHZ)内で自動的に航空機を検出し、航空機がNHZを離れるまでレーザ発光を止める。
(詳細は、spie.org/ SPIE News)

ストラスクライド大学、タレスから世界最強のレーザを導入

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Thalesが設計・製造した世界で最も強力なレーザの1つは、1秒のわずかな時間で地球上で消費される全電力の20倍相当の光をバーストすることができる。このレーザをストラスクライド大学(University of Strathclyde)が導入した。
 350万ポンドの装置は、現在大学の研究室で稼働するレーザの中で最も高い繰り返しレートでピークパワーを供給することができ、恒星に見つかる圧力や温度などの物理的な条件を一時的に再現できる。
 同レーザは、医療イメージング、放射線治療、イメージングやガン治療向けの放射性同位体の生成を含め、多くの化学的アプリケーションを持つ。レーザは、ストラスクライドScottish Centre for the Application of Plasma-based Accelerators (SCAPA)にThalesが設置した。ここでは次世代加速器や放射線技術の研究が行われる。
 レーザは、ピークパワー350テラワットのビームを生成できる。これは、25フェムト秒(fs)で、世界の電力消費の20倍に相当する。あるいは、500km×500kmの範囲で地球に届く太陽エネルギーに相当する。また5Hzでパルス当たり14ジュールのエネルギーを生み出す。
(詳細は、www.thalesgroup.com)


エムコア、OBI緩和RF over ONUトランシーバを発表

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エムコア(EMCORE Corporation)は、新しいRF over Glass(RFoG)光ネットワーキングユニット(ONU)トランシーバを発表した。
 EMCOREのRFoG ONUは、同社のLinear Externally Modulated Laser(L-EML)を利用した光ビート妨害(OBI)緩和設計である。
 RFoG技術によりケーブルオペレータは、ヘッドエンド、中央局の標準装置に変更を加えることなくFTTPタイプのアーキテクチャを提供できる。RFoG ONUは顧客宅にあり、光ネットワークと加入者同軸ネットワーク間のインタフェースとなる。
 EMCOREのRFoG ONUトランシーバは、標準CATV下り/上り伝送帯域をサポートする設計になっており、これにより単一家族と集合住宅ユニットアプリケーションで音声、ビデオ、データ信号のトリプルプレイが可能になる。下りは、1.2GHzまでのRF CATVスペクトルを運ぶ1550nm光信号を受け、ケーブル業界DOCSIS 3.1標準に適合している。リターンパスでは、5-85 MHz スペクトルをサポートする1610nm動作のL-EMLトランスミッタを利用するデジタル上り伝送をサポートしている。EMCOREのRFoG ONUは、SCTE (Society of Cable Telecommunications Engineers) RF over Glass仕様に適合している。
 EMCOREのRFoGは、独自の上りレーザ波長マネージメントにより、OBI緩和を達成している。すべての同軸ポートで6KVサージ耐性があり、低アイドルパワー消費で1.0 µs以下の活性化/非活性化時間を達成。
(詳細は、www.emcore.com)

OsramのライトでBMW Mortorsport Teamを最高のコンディションに

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BMW Motorsportは、ドイツNürburgringの24時間レースでOSRAMの生物学的に効果的なライトを使用する。BMW Motorsportの新たな公式パートナーとしてOsramは、レースの前後に活性化させるライト(activating light)をドライバーとエンジニアに供給する。これによって注意力の強化、集中力の増強が得られる。
 オスラムのCTO、Stefan Kampmann氏によると、ハイレベルの競技には最適パフォーマンスが必要となる。「われわれの照明専門技術がレーシングチームに役立つのはここである。Nürburgring 24時間レースは、今年はこれまで以上に激しくなる。だから、細部がなおさら重要になるのだ」と話している。 
 ドイツスキー連盟(DSV)は、トップアスリート向けにOsramの生物学的に有効な照明ソリューションをすでに使用している。BMW Motorsportは今回、それに続くことになる。BMW Motorsportの新しい公式パートナーとしてオスラムは、長い歴史のあるNürburgring 24 Hours Race で、BMW Team Schnitzerに照明ソリューションを提供する。この範囲のソリューションは、正に奮闘する24時間レース中、必要とされるときにドライバーやエンジニアのエネルギーを集結し、集中力を鋭くするように設計されている。光は、LEDライトグラスと特殊照明器具の形式である。
 LEDライトグラスは、レースに備えるドライバーを助けるために使用される。青色LEDライトにより、中枢神経系を刺激することでドライバーはレースに備える。加えて、特殊照明は、ドライバーとエンジニア双方のために控室とピットウォールコントロールセンターに導入される。光は、青色純度の高い成分であり、夜のセッション中でも集中力レベルを高め維持するのに役立つ。
 生物学的に有効な光が使用されるのはスポーツだけではない。その技術を飛行機で使って、長い旅行で起こる時差ぼけを緩和することができる。また、学校では、生徒の集中力増強に役立つ。老人ホームに導入すると、昼夜のサイクルが分からなくなった認知症患者の安定化に寄与する。
(詳細は、www.osram-group.com)

サイノラ、高効率青色OLEDエミッタの記録的成果を発表

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サイノラ(CYNORA)は、同社の最新青色エミッタ材料で新たな実績記録を達成した。同社は、OLED向け熱活性化遅延蛍光(TADF)材料のリーダー。
 サイノラは、2017年末までに最初の製品を商用化しようとしている。
 過去数年OLEDディスプレイパネルメーカーからの高効率青色エミッタ材料に対する性急な要求にも関わらず、そのような材料を製造できる材料サプライヤはこれまで全く存在しなかった。高効率青色エミッタが必要とされているのは、消費電力低減とディスプレイ解像度のさらなる向上のためであ。サイノラは、パネルメーカーの要件をほぼ満たす性能の青色エミッタを、SID 2017で紹介する。TADF技術を使い、同社は1000 cd/m2で15% EQEを達成した。発光ピーク<470nm、デバイスレベルでLT97 >90時間(700 cd/m2)である。  同社CSO、Thomas Baumann氏は、「当社の最新の特許で保護されている材料は、顧客の青色仕様の範囲における性能を示している。これは、これまでわれわれが見たものとしては、高効率青色エミッタの全般的性能で最高である。当社の製品開発の完了では、発光ピークをわずかに460nmに移動させることをフォーカスしている」とコメントした。  また同社CMO、Andreas Haldi氏は、「過去数カ月のわれわれの進捗は、最初の高効率青色エミッタを今年末までには、予定通り商品化できることを示している。とは言え、目標はすべてのディスプレイカラーのエミッタを供給することでリーディングOLED材料サプライヤになることである。したがって、当社は青色エミッタに続いて、2018年にはグリーンエミッタ、2019年には赤色エミッタを実行に移す計画である」と話している。 (詳細は、www.cynora.com)

RayVio、UV-Cの水殺菌効果を紹介

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RayVio Corpは、同社のUV-C LEDの水殺菌能力を証明する紫外注入実験の詳細を記録した最新のアプリケーションノートを発表した。
 水の安全は、水が一定期間溜まり、汚染に晒され、加湿器の場合のように蒸気になって空気に広がるコンシューマ機器やアプリケーションの特別な関心事である。
 「RayVio XE Series LEDからの3mW UV-C光を一時間当たり5分利用することで、溜まった水をいつまでもクリーンに保つことができる」とCTO、Dr. Doug Collinsは説明している。
 最初の実験は、2つの清浄水を並べ、RayVioのUV-Cで間欠式処理を行うと水はクリーンに保たれ、RayVioのUV-C光を注入しない水は細菌が著しく増加することを示した。
 2つの非常に汚染された水サンプルを使った第2の実験は、汚染された水がRayVioのUV LEDからの定期的UV-C光注入に晒される。数時間の間隔でUV光を数回注入することで汚染が除去されることを実証した。
 UV-C LEDsの稼動寿命は、ほとんどのアプリケーション、特に人々の健康や衛生に影響を与えるアプリケーションにとっては重要である。RayVioのXEおよびXP Series UV-C LEDsは業界をリードし続けており、10000時間に近い寿命で多くの消費者アプリケーションの価値と寿命が、同じように伸び続ける。
 流水の殺菌や医療器具の消毒には、可能な限り最高水準のUV-C LED性能を必要としている。RayVioは、業界最高性能のUV-C LED、XPシリーズ、出力70mWの量産に入っている。

Osram、VR/ARヘッドセットの視線追跡システム用最小側方監視IR LED

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オスラム(Osram Opto Semiconductors)は、現状で最小の側方監視赤外LEDを発売する。新しいSFH 4055は、可視域LEDで広く利用されている、実績豊富なFireflyプラットフォームをベースにしている。新しいエミッタは、波長850nm、最初のターゲットは、増感現実(AR)および仮想現実(VR)の視線追跡システム。
 視線追跡システムは、多数のIR LEDを使ってユーザーの目を照射し、反射戻り光をカメラセンサで捉える。これにより、システムはユーザーの瞳の位置を計算し、ユーザーがどの方向を見ているか算出する。この技術をVRあるいはARヘッドセットに組み込むには、アイピース周辺のメガネにはまるほどの極めてコンパクトな赤外LEDを必要とする。新しいFireflyはフットプリントわずか1.0×0.325×0.55㎜であり、アイピース周りのメガネにはまる。LEDは、低背0.325㎜のサイドルッカー。
 視線追跡は、VRとARアプリケーションの全く新しい高度に直観的な相互作用方式をサポートしており、ユーザーは眼差しを向けることでソフトウエアプログラムを制御できる。例えば、ARメガネは、ユーザーが選択した対象物に特別に関連する情報を表示できる。
 VRシステムには、さらに利点が加わる。視線追跡を利用して、必要なコンピューティングパワー量を減らせる。ユーザーに現実的な経験を提供するために、極めて迅速な画像処理の必要性を考慮すると、これは役に立つ機能である。画像レンダリングは、多くの処理とグラフィックスパワーを使うコンピュータを必要とする。視線追跡により、これらのシステムは、視線においては高解像度画像処理に注力することができるが、周辺は低解像度のままにしておくことができる。
 オスラムの赤外トランスミッタ、レーザ、フォトディテクタはすでにVRやARソリューションで使用されている。同社初の赤外Fireflyは、急成長するこの市場で新たな利用例をサポートすることができる。
 SFH 4055は主として、並外れてコンパクトな赤外トランスミッタを必要とするアプリケーションを狙っている。例えば、光学タッチスクリーンは、非常に低背の側面発光赤外LEDを利用して、指の位置検出のために使用される赤外光グリッドを作る。
(詳細は、www.osram.com)

AMOLED、主流スマートフォンパネルになる

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Digitimes Researchによると、AMOLEDパネルは、彩度、薄さ、消費電力でTFT-LCDパネルに対して優位性があるので、スマートフォンへの採用が増加しており、最終的にはスマートフォンで主流になり、VR ヘッドマウントデバイス(HMD)向けでも優勢なソリューションとなる見込みである。
 世界のAMOLED出荷は、2016年の3億7000万台から2017年には4億5200万、2021年には11億2700万台になると予測されている。これにともないスマートフォンへの浸透度は、24.3%から、27.6%、53.0%に上昇する見込みである。
 これまでは、AMOLEDパネルがスマートフォンで利用されるTFT-LCDを置き換えるのは難しかった。Samsung Electronics以外のスマートフォンベンダは、Samsung DisplayがAMOLEDパネルの世界的供給を支配することを恐れているからである。しかし、中国メーカーがAMOLEDパネルの生産を開始し、Samsung Displayの優勢を崩そうとしているので、スマートフォンベンダは、ミッドレンジやエントリーレベルのモデルにもAMOLEDパネル採用に意欲的になってきている。プラスチック基板ベースのAMOLEDパネルにより、スマートフォンはより柔軟な設計にできる。
 AMOLEDパネルは、TFT-LCDパネルに比べて応答時間が短く、高コントラストであるので、VR HMDsでの利用にも大きな可能性がある。解像度が向上すれば、AMOLEDパネルは、そうしたデバイスの優勢ソリューションとなる。
 PMOLEDパネルはほとんどのスマートフォンで使われているが、AMOLEDパネルは、ハイエンドスマートフォンで利用される見込みがある。
 しかしAMOLEDパネルは、タブレットやノートブックへの採用拡大では困難に直面している、歩留まりが低いために高コストとなっているからである。とは言え、AMOLEDパネルは、ハイエンドタブレットやニッチ市場のプロ用ノートブックで採用されそうである。
(詳細は、www.digitimes.com)

テクトロニクス、400G PAM4電気テストの自動化ソリューションを発表

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テクトロニクスは、OIF-CEI-56G VSR/MR/LR PAM4規格の包括的な400G電気コンプライアンス・テストを含む、PAM4テスト・ソリューションの拡充を発表した。
 新製品400G-TXEソフトウエアは、最高周波数帯域70GHzのモデルをラインアップしている高性能リアルタイム・オシロスコープDPO70000SXシリーズで実行される。この新ソリューションは自動ターンキー・ソリューションであり、一度の実行でPAM4のコンプライアンス・テストが行えるため、わずかなテスト時間で高い信頼性、再現性のあるテスト結果、優れた操作性が得られる。
 PAM4の符号化では、NRZ(Non-Return to Zero)に比べてシリアル・データ・チャンネルで2倍のデータ・レートになる。しかし、複雑な変調方式により、テスト、測定において数多くの課題がある。PAM4の数多くの測定仕様は未だに流動的であり、規格で規定されている最新の測定技術でも難しいものになっている。複雑なテスト手順をすべて実行するのに要する時間は大きな課題であり、テスト・システムによって相関がとれる、信頼性のある測定結果も必要になる。
テクトロニクスの400Gソフトウエアは、仕様で規定されているリミットでの電気PAM4信号の検証が可能であり、OIF-CEI仕様レベルのコンプライアンス・テストに完全に対応している。ソリューションには、ISIジッタまたは他の障害を含む、すべての条件において信頼性のある測定結果が得られるデジタル・クロック・リカバリ機能を含んでいる。テクトロニクスの400G-TXEコンプライアンス・ソフトウエアは、規格で求められるテストを1つのアプリケーションで実行し、短時間に、高い信頼性で再現性のある測定結果が得られる、使いやすいソフトウエア。
 コンプライアンス・テストだけでなく、テクトロニクスはリアルタイム・オシロスコープ、等価時間オシロスコープの両方で実行可能なPAM4解析/デバッグ・ソフトウエア・ソリューションも用意しており、BERやアイの高さ/幅などの不良条件で詳細な検証が行える。
 400G-TXEソリューションは、優れた低ノイズ性能、測定確度を持つ、高性能DPO70000SXシリーズの70GHz、59GHz、50GHzリアルタイム・オシロスコープで実行する。OIF-CEIなどのハイスピード規格では、DPO70000SXシリーズで提供されているオシロスコープの周波数帯域が必要。


LiDAR装備セキュリティ監視システム

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Quanergy Systems Incは、侵入検出と監視自動化のために、この種のもので初めてのソリューションをIFSEC Inernationalセキュリティトレードショー(June 20-22)で紹介する。デモンストレーションは、QuanergyのQ-Guardセキュリティ技術とOverview LtdのPTZ (Pan-Tilt-Zoom)カメラを統合して行う。
 このデモは、Q-Guardには初めてである。Q-Guardは、Quanergy LiDARセンサを装備した、侵入検出と境界フェンシングシステムで、PTZカメラが統合されているので、3D点群とカラービデオを使ってリアルタイムの検出、追跡、カウントができる。システムは、LiDARを使って、保護区域に侵入する人物を素早く検出し分類し、指定区域ではビデオセキュリティカメラでその異常な被写体を追う。
 「現在のセキュリティシステムは、非効率と高価な誤認警報に悩まされている。これら2つの技術、LiDARとPTZカメラを組み合わせることで、最適化された新しいセキュリティソリューションを実現した」とQuanergyのCEO、Dr. Louay Eldadaはコメントしている。
 LiDAR装備のセキュリティシステムを使うことで、セキュリティプロは、もはや同時に複数のカメラやTVスクリーンをモニタする必要がなくなる。LiDARセンサが保護区域への侵入者を検出し、自動的にカメラが特に問題のある箇所へ方向づけられる。システムは、関心のある特別なゾーンをズーム、フォーカス、モニタすることもできる。疑う余地のない挙動がシステムに一定の範囲で追跡、記録することを促す。
 この統合でQuanergyは、M8 LiDARセンサからなる同社のQ-Guard技術をOverviewのHydra Unoカメラと融合させる。同カメラは過酷環境での運用向けに設計されており、パンとチルトの両方の連続回転で、超滑らかな、迅速動作とともに、傑出した精度を持っている。M8 LiDARセンサは、360°視野、高精度、微細解像度、最大レンジは150m以上である。
(詳細は、www.quanergy.com)

Cristal IS、Klaran Lineに新しいUVC LED製品

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Cristal ISは、同社のKlaran製品ラインに新しいUVC LED 3製品を追加した。新しいKlaranデバイスは、同様のデバイスと比べて260-270 nmで3倍の殺菌能力があるので、医療装置メーカーは、自社の製品に定量化できる殺菌能力を組み込むことが可能になる。細菌のD/RNAのピーク吸収領域でUVエネルギーを放出することで、院内感染(HAI)と結びついた潜在的な致死性病原菌で高効率、一貫した殺菌効果が保証される。
 これら新製品UVC LEDsにより画期的なポータブル装置やハンドヘルドデバイスの開発が可能になる。これらは、測定された殺菌量により従来の手動作業を自動化し、現在の無菌プロトコルを強化することができる。こうしたデバイスを使うと、感染予防部や伝染病学者は、無菌プロトコルとHAIs発生との関連を追跡し確定することで、コンプライアンス報告とケアの質を改善することができる。
 これらの新しいKlaran UVC LEDsは、深紫外波長で高出力殺菌を可能にする同社の格子整合窒化アルミニウム(AlN)基板で製造されている。Klaran製品ラインに追加された新しいヘルスケア製品には、ハンドヘルド医療器具向けの高出力バージョンおよびポータブル装置向けの2つの長寿命製品が含まれる。

三菱ファイバレーザ加工機「eX-F D-CUBESシリーズ」発売

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三菱電機は、ファイバ二次元レーザ加工機のグローバル戦略機種「eX-Fシリーズ」の新シリーズとして、新型制御装置「D-CUBES(ディーキューブ)」の搭載により生産性・作業効率をさらに向上した「eX-F D-CUBESシリーズ」3機種を6月1日に発売した。

新製品の特長
1. 新型制御装置「D-CUBES」により、生産性をさらに向上
・サーボモータの応答を予測する独自の新軌跡制御技術により、軌跡精度を維持したまま加工速度を高速化し、薄板加工時間を最大26%短縮
・独自の新トレース制御技術によりZ軸の追従性を向上し、最大加工速度10%向上

2. AR(拡張現実)と新型制御装置「D-CUBES」により、作業効率を向上
・加工機内を加工テーブル真上から俯瞰した画像で表示する独自のAR新技術「MEL’S AR」(オプション)により、端材を使った加工の段取り時間を大幅削減
・19インチ大画面タッチスクリーンとチルト構造の採用に加えて、操作スイッチを最小限とすることにより、オペレーターの操作性を向上
・オペレーターのスタイルにあわせたホーム画面の変更により、画面遷移回数を最大90%削減

3. 8kW出力レーザ発振器の搭載により、加工能力の向上と省エネを実現
・軟鋼9mm厚の加工速度を1.4倍に高速化することで加工時間を19%短縮するとともにランニングコストを18%削減
・高出力レーザと三菱独自の加工ヘッド「ズームヘッド」によるビーム品質の最適化により、加工面粗度を従来比43%改善

(詳細は、www.mitsubishielectric.co.jp)

II-VI、ダイオード励起固体レーザ向けに音響光学Qスイッチモジュール

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II-VI Incorporatedは、ダイオード励起固体(DPSS)レーザ向けに新しい音響光学Qスイッチ(AOQS)モジュールを発表した。
 コンシューマエレクトロニクス市場の急成長が、精密加工スループットを向上させる新しいレーザ技術に対する需要を促進している。II-VIのAOQSモジュールを採用することで、DPSSレーザは、高速インタバルで高エネルギーパルスを生成し、スクライビング、穴あけ、マーキングのスループットを高める。AOQSモジュールは、低損失クオーツと光学コーティングで設計されており、1 GW/㎝2の非常に高いレーザ損傷閾値を実現している。
「当社AOQSモジュールは、垂直統合製品であり、これはRFトランスデューサをAO結晶に結合する当社独自の工程を利用している。これら2つとも社内で設計、製造されている」とII-VI PhotopのVP、Gary Lin氏は説明している。「これらのQスイッチモジュールにより当社の顧客は、極めて効率的で高信頼のレーザベース精密加工ツールを作製することができる。これには、市場で急速に勢いづいているUV DPSSレーザが含まれる」。
 AOQSモジュールは伝導冷却されており、現在40.68または80 MHz動作向けに提供できる。
 II-VIの1064 nm DPSSレーザ用の広範なコンポーネントポートフォリオには、808nmと880nmポンプレーザダイオードバー、Nd:YVO4、NdYLF、Nd:YAGなどのネオジウムドープ利得結晶、高反射ミラーや出力カプラなどの共振器オプティクスが含まれる。DPSSレーザ波長は、II-VIのLBOやBBO結晶を使って355nm UVに変換できる。II-VIは、スキャンミラーやレンズ、ビームエクスパンダやF-シータレンズなどのUVビームデリバリオプティクスも提供している。

Osramの最新世代Topled E1608パッケージを大幅に小型化

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オスラム(Osram Opto Semiconductors)は、最新世代のTopled E1608を発表した。パッケージは、先行モデルよりも20分の1に小型化されている。この著しい微小化にも関わらず、そのローパワーLEDは、輝度、信頼性が優れており、ロバストである。コンパクトなTopledは、オプションと設計の柔軟性が高く、特に車のインテリアアプリケーションに適している。
 ThinGaN、薄膜とサファイア、オスラムの新しいTopled E1608 LEDは、すべて最新チップ技術に基づいている。最新の高効率コンバータと組み合わせることで、そのローパワーLEDは傑出した数値を生み出す。通常の動作電流20mAで新しいTopledは、先行モデルよりも3.6倍高輝度である。例えばピュアグリーン変換バージョンは、10mAで前例のない780mcdを達成している。同じ電流で、それはクラシックTopledよりも3倍高輝度である。パッケージでは、オスラムは試験済みのプリモールド技術を使用するが、サイズは先行バージョンよりも小型化されている。E1608の名称は、よりコンパクトな1.6㎜×0.8㎜パッケージを示しており、それに対して標準Topledの現行バージョンは、3.2㎜×2.8㎜である。E1608の高さ0.6㎜も先行製品の1.9㎜よりも著しく低背になっている。
 新しいパッケージサイズにより、新製品E1608 は、よりコンパクトな顧客システムに使用できる。「新しいTopled E1608 LEDは、そのクラスで最小のLEDの部類である。また、信頼性が高く、幅広い色の選択と優れた数値を提供する。顧客の要件が何であろうと、アプリケーションが輝度のトップでもボトムでも新製品は適合可能である。したがって、新製品は徐々に定着し、新しい業界標準さえ確立するものと考えられる」とOSRAMのLED自動車インテリアマネージャー、Anita Wenzl氏はコメントしている。「これらのロバストなLEDは特に、ディスプレイ、スイッチや機器のアンビアント照明やバックライティングなどの自動車分野のアプリケーションに適している」。
 新しいTopled世代は、黄色からオレンジ、スーパーレッド、白色、ピュアグリーン、トゥルーグリーンまで多様な色で提供される。
(詳細は、www.osram.com)

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